大分 NEWS WEB
08月22日 18時01分
中学生が日常生活で感じている思いや意見を発表する「少年の主張」の県大会が、22日、佐伯市で開かれました。
ことしで46回目となる大会には、県内27の中学校から1868作品の応募があり、事前の審査で選ばれた9人の中学生が、社会問題に対する自分の考えや、日常生活の中で感銘を受けたことなどについて発表しました。
このうち、豊後高田市の田染中学校3年の河野夏心さんは、知的障害を抱える妹に対する接し方や考え方が間違っていたことに気づいたというエピソードについて発表し、「知的障害の妹がいることは決して恥ずかしいことではないと思いました。皆さんも人ごととは思わず、差別のない世の中を作りませんか」と訴えていました。
大会では、主張の内容や話し方などが審査の対象となり、手話を習う中で聴覚障害者とコミュニケーションをとることができるようになった体験を発表した、宇佐市の宇佐中学校2年の藏下祥貴さんが最優秀賞に選ばれました。
藏下さんは今後、九州ブロック代表を決める審査に進み、九州代表に選ばれると、ことし11月に東京で開かれる全国大会に出場することになります。
リンク先はNHKというサイトの記事になります。