【今秋はデフリンピック】「手話で会話ができるように努力」東京都職員が手話の実技研修

【今秋はデフリンピック】「手話で会話ができるように努力」東京都職員が手話の実技研修

日テレ
2025年7月9日 20:16

東京都職員が手話の実技研修

聴覚障害があるアスリートの国際スポーツ大会「デフリンピック」が今年11月、日本で初めて開催されます。

開催地の東京都では、大会期間中、耳が聞こえない、聞こえにくい人と円滑なコミュニケーションを取り、手話言語への理解を深めるため、デフリンピックの招致が決定した2022年の翌年から毎年、職員を対象とした手話の研修を実施しています。

職員同士で手話でやりとりするという実践形式で練習

9日に行われた研修では、競技名や数字などスポーツ大会でよく使う言葉のほか、「控室は、どこですか」「会場でスマートフォンは使えますか」などの会話を学び、職員同士で手話でやりとりするという実践形式で練習しました。

また、「日本手話」だけでなく、外国人の聴覚障害者ともコミュニケーションを取ることを目指し、「国際手話」での挨拶やアルファベットの指文字を学びました。

「国際手話」での挨拶やアルファベットの指文字を学びました。

参加した職員は「独学だけでなく、ろう者の方と会話をしないと、わからないことがあった」「ろう者と積極的に関わりを持ち、挨拶や会話ができるよう努力していく」と意気込みを語りました。

デフリンピックは今年11月から東京都をメイン会場として、福島県、静岡県で開催され、陸上やサッカーなど21の競技を実施、参加国は70から80の国と地域で、およそ3000人の選手が参加する見込みです。

最終更新日:2025年7月9日 20:22


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