バナー「住む場所で違うー補聴器助成なぜ差が?」

【助成で後押し】『聞こえ』が生活を変える 認知症予防で注目の補聴器 広がる支援と地域差

2026年4月25日 7:20

バナー「住む場所で違うー補聴器助成なぜ差が?」


■「よく聞こえる」生活の変化 補聴器がもたらす安心

鹿児島市紫原の、うえの耳鼻咽喉科クリニック

鹿児島市紫原の、うえの耳鼻咽喉科クリニック。今回、情報を寄せてくれた院長の上野員義さんです。診察に訪れた萩之内幸雄さん。2週間前、補聴器をなくし作り直そうとやってきました。

聴力検査を受ける萩之内幸雄さん

(うえの耳鼻咽喉科クリニック・上野員義さん)
「鼓膜はきれいでしたよ。はい、いいですよ」

耳の聞こえ具合を検査して、自分にあった補聴器をつくります。

(うえの耳鼻咽喉科クリニック・上野員義さん)
「これをつけますね」
(萩之内幸雄さん)
「よく聞こえる…」

萩之内幸雄さん妻の京子さん


補聴器を使ってから生活が大きく変わったそうです。

(萩之内京子さん)
「1回で聞こえるし。とっても必要性を感じます。何か補助があればいいのにねと話をしたところでした」

バナー「」難聴の予防が認知症を未然に防ぐことにつながる


最近、補聴器の購入費用を補助する自治体が全国で増え始めています。

(うえの耳鼻咽喉科クリニック・上野員義さん)
「認知症の予防のために、補聴器の有用性がクローズアップされている。人口の多い鹿児島市はリーダーとなってやってもらいたいですよね」

認知症のリスクを高めると言われる難聴。耳鼻咽喉科の学会は、「難聴の予防が認知症を未然に防ぐことに繋がる」としています。

補聴器をつけた耳


そのため、最近は障害手帳を持たない中度、軽度の難聴の人への補聴器の助成制度を始める自治体が増えています。ある団体の調べによると去年8月現在、全国で475の市区町村が助成しているそうです。

 

■「聞き返さない生活」へ 当事者が実感する補聴器の効果

認知症の予防を研究する鹿児島大学の教授

認知症の予防を研究する鹿児島大学の教授は…

(鹿児島大学医学部保健学科・牧迫飛雄馬教授)
「難聴が進むことで外部からの刺激が十分取得することができず、知的な機能低下も加速的に影響すると考えられている」


補聴器の助成制度を設ける自治体が増えていることを歓迎しています。

(鹿児島大学医学部保健学科・牧迫飛雄馬教授)
「認知症は治療法も制限されている。いかに早期に対応して、選択肢を増やしていくかが大事。自治体で取り組む環境が増えていくのは望ましい方向性と考えている」

 

記事のポイント! 

補聴器は単なる聞こえの補助ではなく、生活の質を大きく変える存在です。実際に使用した方からは「聞き返しが減った」「安心して会話できるようになった」といった変化が語られており、コミュニケーションの改善に直結しています。さらに、難聴は認知機能低下との関連が指摘されており、早期対応の重要性が高まっています。こうした背景から、補聴器購入費を助成する自治体は増えていますが、支援の有無や金額には地域差があり、住む場所によって利用しやすさが異なる現状も浮き彫りになっています。

関連ページ  

聞こえが気になる方は、以下のページも参考にしてください。

今の聞こえの状態を簡単に確認したい方へ
▶ 聞こえづらいと感じたときのセルフチェック

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▶ 難聴とは?(原因・症状・種類)

まず何をすればよいか知りたい方へ
▶ 聞こえづらいと感じたときの対処法

補聴器の基本を知りたい方へ
▶ 補聴器の種類と選び方

 

気になる症状がある場合は  

聞こえに不安がある場合は、早めに耳鼻咽喉科への相談をおすすめします。 


原文掲載元はこちら 

 https://news.ntv.co.jp/n/kyt/category/society/ky28566cc7b4224059b43cd93e77feb06c

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