2025年7月18日

聴覚障害者の国際スポーツ大会、「デフリンピック」がことし(2025年)11月に日本で初めて開催されますが、出場が内定している選手の壮行会が、7月18日、東京・杉並区のろう学校で開かれました。
都立中央ろう学校 卒業生・ゆかりのある15人出場内定

ことし11月に行われる「デフリンピック」には杉並区にある都立中央ろう学校に通っていたり、卒業したりしたゆかりある15人の選手の出場が内定しています。18日には、大会での活躍を祈って在校生や地域の関係者などおよそ200人が参加して壮行会が開かれました。

競泳の茨隆太郎選手
若い選手が続々と育ち、15人まで増えたことをとてもうれしく思います。(自分が在校時は)勇気を持って、想像力を持ってチャレンジ・挑戦するということばがありました。
学校で学んだことを胸に、チャレンジする勇気を持って、金メダルを目標に頑張ります!

中学部の仁宮苺宝生徒会長
夢のために練習し、自分の限界を突破し、仲間で力を寄せ合って世界の舞台に向かう気持ちを継続される様子を見て本当に大きな影響を受けました。
最高の舞台で力を発揮されることをお祈りします!

そして学校の最寄り駅になっている鉄道会社と協力して作成された、選手の載ったポスターがお披露目されました。

壮行会に参加の生徒
自分もデフサッカーの日本代表を目指しているので、選手のことばを励みに、代表になれるように頑張ります!
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