西新宿エリアの施設や店舗と連携し、障害のある方の外出をサポートするスマートサービスの実証を行います

西新宿エリアの施設や店舗と連携し、障害のある方の外出をサポートするスマートサービスの実証を行います

2024年10月17日  デジタルサービス局

東京都では、デジタルの力で都民が質の高い生活を送ることのできる「スマート東京」の実現に向けて、様々な取組を進めています。
この度、東京2025デフリンピック開催まであと1年となる令和6年11月に、西新宿都庁とその周辺施設や店舗と連携し、障害のある方等の移動や訪問先でのコミュニケーションを支援するスマートフォンアプリを活用したスマートサービスの実証を行います。


1 実施内容


障害のある方等の外出時の困りごとの解消をサポートするアプリの有用性や活用可能性等を検討するために、障害者団体等と連携して都庁とその周辺で下記の2つのアプリを活用し、実証を行います。実施期間2週間の間に、50名程度のモニター参加者に、アプリを通じてスタッフやオペレーターとやり取りしながら、店舗や施設を利用していただきます。


2 使用するアプリ

店舗や施設とのコミュニケーションをサポートするアプリ

アプリ名(事業者名)

袖縁(株式会社袖縁)

袖縁のロゴ

対象
視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者、ベビーカー利用者

サービス内容
  • 障害のある方等が、店舗スタッフ等に伝えたい情報(ご自身の障害特性やお願いしたい対応など)をアプリに事前登録
  • 目的地でアプリをタップするだけでその情報が店舗スタッフ等の端末にテキストで送られます。
  • 店舗スタッフ等とビデオや音声通話、テキストチャットでのやり取りもできます。

アプリの使用イメージ



外出時の移動等をサポートするアプリ

アプリ名(事業者名)

アイコサポート(株式会社プライムアシスタンス)


アイコサポートのロゴ

対象
視覚障害者

サービス内容
  • 視覚障害のある方がアプリを起動すると、カメラ映像や位置情報を基に、遠隔のオペレーターが対応
  • 必要な情報をオペレーターが音声で伝えることで、外出時の移動や買い物など、様々なシーンでの困りごとの解消をサポートします。

アプリの使用イメージ


3 実施期間

令和6年11月15日(金曜日)から11月28日(木曜日)まで


4 実施場所

都庁及びその周辺施設19か所(詳細は別紙(PDF:289KB)参照)


5 当事者による体験ツアーの実施

概要
ガイドの案内の下、数名の当事者の方に実際の施設でサービスを体験いただきます。

実施日
令和6年11月25日(月曜日)

実施場所
1)都庁第一本庁舎(全国観光PRコーナー)
2)京王プラザホテル


6 今後のスケジュール(予定)

今回の検証結果を踏まえ、年度末に規模を拡大し2回目の実証を行う予定です。

本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略10 スマート東京・TOKYO Data Highway戦略


問い合わせ先
デジタルサービス局デジタルサービス推進部デジタルサービス推進課
電話 03-5320-7622
Eメール S1100301(at)section.metro.tokyo.jp
※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。
お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。


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