ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』手話付き公演にて、手話演者×スマート眼鏡による鑑賞サポートを実施
ポールトゥウィンホールディングス株式会社
2026年9月18日 11時30分

Palabra株式会社、株式会社jig.jp、Cellid株式会社、株式会社ホリプロの4社は、2026年8月2日(日)・3日(月)、に東京国際フォーラム ホールCにて上演された青山メインランドファンタジースペシャル ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』(主催・企画制作 株式会社ホリプロ)の手話付き公演において、これまで提供してきた「UDCast LIVE」(Palabra株式会社)による字幕サポートの新たな選択肢として、スマート眼鏡を活用した字幕サポートを実施いたしました。
本公演では、「UDCast LIVE」システムを用いた従来のタブレット端末による字幕提供に加え、一部のお客様へスマート眼鏡「SABERA」(株式会社jig.jp / Cellid株式会社)での字幕提供を実際にご体験いただきました。手話演者・那須映里氏による手話と字幕サポートを組み合わせた本公演は、誰もが舞台を楽しむための新たな観劇スタイルを提案する先駆的な取り組みでもあります。さらにスマート眼鏡の活用により、視線を舞台から落とすことなく、手話・字幕・舞台を同時に視界に収められる新たな観劇体験をお届けしました。
また当日は、デフバスケットボールプレイヤーの丸山香織氏、デフラグビープレイヤーの大塚貴之氏、聴覚障害のあるゲストを招き、スマート眼鏡を活用した鑑賞サポートをご体験いただきました。公演終了後の取材会およびアンケートでは、当日の鑑賞体験や、手話と字幕がもたらす相乗効果について好評の声が寄せられました。

スマート眼鏡を体験する大塚選手(左)、丸山選手(右)

スマート眼鏡を体験する廣川氏(左)、松森氏(右)

『ピーター・パン』本編より(撮影:渡部孝弘)
■ 取り組みの背景
舞台分野のバリアフリー化が進む中、手話通訳や字幕タブレットの貸出など鑑賞サポートが普及しつつあります。一方で、従来のタブレットでの字幕表示では「手元と舞台を頻繁に行き来するため目が疲れやすい」「役者の表情や演出を見逃してしまう」といった課題もありました。
そこで本公演では、自身もろう者であり手話演者として活躍する那須映里氏による「演出と一体化した手話表現」に加え、スマート眼鏡を導入。スマート眼鏡のグラス上に字幕が表示されるため、観客は「舞台・手話・字幕」を同じ視界に収めることができ、ストレスなく楽しむことが可能となりました。

手話演者・那須映里氏による舞台手話の様子(撮影 渡部孝弘)

従来のタブレットでの字幕表示の様子(「UDCast LIVE」システムを使用)
記事のポイント!
字幕をスマートグラスに表示することで、舞台から視線を大きく動かさず、舞台・手話・字幕をひとつの視界で楽しめる点が注目されます。従来の字幕タブレットとは異なる、ろう者・難聴者の観劇の選択肢を広げる新たな取り組みです。
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