ASHA の声: 学生のがん診断が、人工内耳患者教育に取り組むきっかけとなった

ASHA の声: 学生のがん診断が、人工内耳患者教育に取り組むきっかけとなった

JDグレイ
2024年10月10日

サラ・ダウニング (左)、ジェニファー・ラ・スカラ (中央)、リチャード・ズライク
ゲスト: サラ・ダウニング (左)、ジェニファー・ラ・スカラ (中央)、リチャード・ズライク

ASHAの声 学生のがん診断が、人工内耳患者教育への取り組みを促した経緯

ジェニファー・ラ・スカラさんは乳がんと診断されたとき、患者教育資料がいかに圧倒的で入手しにくいものであるかを目の当たりにしました。患者にとってすでに大変な時期であるにもかかわらずです。「私たちはさまざまな悲しみを経験します」とラ・スカラさんは言います。「私たちの心にはさまざまなことが浮かびます。明日も私はここにいられるだろうか?これが私のコミュニケーション方法に影響を与えるだろうか?」

セントラルフロリダ大学の大学院生であるラ・スカラ氏は、自身の医療経験が健康リテラシーの研究にどのような影響を与えたかを語っています。彼女はズライク氏、およびズライク氏のセントラルフロリダ大学の同僚であるジャネル・コスビー氏とリンダ・I・ローザ・ルーゴ氏と共同で、2022年のアメリカ聴覚学ジャーナルの記事「人工内耳のパンフレットの読みやすさ:親の意思決定における潜在的要因」を執筆しました。最終的に、この論文は人工内耳メーカーのアドバンスト・バイオニクス社とのコラボレーションにつながりました。

コミュニケーション科学と障害の修士号取得を目指す大学院生のラ・スカラ氏は、セントラルフロリダ大学の言語聴覚士リチャード・ズレイク氏とアドバンスト・バイオニクスの聴覚学者サラ・ダウニング氏とともに、読みやすさにどう取り組んだか、患者教育資料に用語集を追加するなど、何を変更したかを説明します。また、健康リテラシーと医療へのアクセス、医療提供者が患者とのコミュニケーションを改善し、健康リテラシーを高める方法についても話し合います。

「健康リテラシーの低さは、健康状態の悪化を最も強く予測する要因の一つです」とズライク氏は言う。


もっと詳しく知る:


リンク先はASHAWIREというサイトの記事になります。(原文:英語)
Back to blog

Leave a comment