難聴・補聴器の用語集

【語音検査】

語音検査(ごおんけんさ)とは、言葉をどの程度正確に聞き取り、理解できるかを調べる聴力検査です。「語音聴力検査」とも呼ばれ、音が聞こえるかどうかを調べる純音聴力検査とは異なり、言葉の聞き取り能力を評価します。

検査では、ヘッドホンなどを通して数字や「ア」「キ」「シ」などの言葉を聞き、聞こえた内容を答えます。主に次の2つの項目を調べます。

  • 語音了解閾値検査:数字などの言葉を50%正しく聞き取れる最小の音の大きさを調べます。

  • 語音弁別検査:さまざまな音の大きさで言葉を聞き、どの程度正確に聞き分けられるかを調べます。結果は語音明瞭度(%)で示されます。

語音検査は、難聴の状態を詳しく把握するほか、補聴器の選定や調整、装用効果の確認にも活用されます。

特に感音難聴では、音が聞こえていても言葉を正確に聞き取れないことがあります。そのため、純音聴力検査と語音検査を組み合わせることで、日常会話における聞こえの状態をより詳しく評価できます。