(一社)全日本ろう者空手道連盟

皆様、こんにちは。
一般社団法人全日本ろう者空手道連盟(JDKF.)です。
いつも私たちの活動を応援してくださっている皆様、
そして今回初めて私たちの活動を知ってくださった皆様、ページをご覧いただきありがとうございます。
私たちは2016年の設立以来、
「きこえない・きこえにくい人も、きこえる人と同じように安心して空手に挑戦できる環境をつくりたい」という想いのもと、
ろう空手の普及と発展に取り組んできました。
しかし10年前、ろう者が安心して出場できる空手大会はほとんどありませんでした。
「試合開始の合図が分からない」
「呼び出しに気づけない」
「場内アナウンスが分からない」
「審判の声が聞こえない」
大会では、試合開始の合図や場内アナウンス、呼び出しなど、多くの情報が音声で伝えられます。
ろう・難聴の選手にとっては、その情報が十分に届かず、本来の力を発揮できない場面が数多くありました。
そこで私たちは、「音声が見える空手道大会」をつくることを決意しました。
ライトによる試合開始の合図、手話通訳、視覚的な情報保障、審判による手話や視覚的なサイン。
きこえない・きこえにくい人も、きこえる人も、同じ舞台で安心して競技できる大会です。
その大会を実現するため、2017年にREADYFORでクラウドファンディングへ挑戦しました。
国内初!ろう・難聴の選手たちに「音声が見える」空手道大会を
結果、多くの皆様から134万円もの温かいご支援をいただき、2018年2月、「第1回JDKF.空手道競技大会」を開催することができました。

2018年2月4日(日)にBumB 東京スポーツ文化館にて開催された「第1回JDKF.空手道競技大会」
あの時いただいたご支援は、一度きりの大会を実現しただけではありません。
「音声が見える空手道大会」は毎年開催され、全国から多くの選手が集い、今年で記念すべき第10回を迎えます。
この10年間、多くの子どもたちがこの大会を目標に空手を始め、多くのろう・難聴の選手が安心して挑戦できる舞台が育まれてきました。
皆様のご支援が、この10年の歴史をつくってくださいました。

2025年東京デフリンピック。その感動を、一過性のもので終わらせたくない。
2025年、東京でデフリンピックが開催されました。
日本中がデフスポーツに注目し、多くの方々が「きこえない・きこえにくい人のスポーツ」の魅力や可能性に触れました。
そして、「共生社会」という言葉を、競技を通して実感した大会でもありました。
しかし、その感動を大会だけで終わらせてはいけない。私たちはそう考えています。
デフリンピックが残してくれたレガシーを、未来へつないでいくこと。
そのためには、競技環境を整え続け、人と人が出会い、国境を越えて交流できる場をつくり続けることが必要です。
だから私たちは、10周年という節目に新たな挑戦を決意しました。


世界中のろう空手家へ、「音声が見える空手道大会」を届けたい。
2027年2月6日から7日にかけて、
東京デフリンピック空手競技と同じ会場である東京武道館で
世界ろう空手道オープン選手権大会2027
そして
第10回JDKF.空手道競技大会
を開催します。
私たちが10年間積み重ねてきた「音声が見える大会」を、今度は世界中のろう空手家へ届けたい。
世界中から集まる選手たちが、手話や空手を通じて交流し、お互いを認め合い、高め合う。
子どもからシニアまで、トップ選手だけではない、誰もが参加できるオープン大会だからこそ生まれる出会いがあります。
空手を通じて世界中のろう空手家がつながる。
それこそが、私たちが目指す共生社会の姿です。

2027年2月5日(金):受付・公式練習・審判会議・前夜祭
2027年2月6日(土):世界ろう空手道オープン選手権大会2027
2027年2月7日(日):第10回JDKF.空手道競技大会(「音声が見える空手道大会」10周年)
記事のポイント!
試合開始の合図や呼び出し、場内アナウンスなど、空手大会では多くの情報が「音声」で伝えられます。こうした情報が届きにくいろう・難聴選手も安心して競技できるよう、ライトによる合図や手話通訳、視覚的な情報保障を取り入れてきたのが「音声が見える空手道大会」です。10年間積み重ねてきた取り組みを世界へ広げ、2027年には子どもからシニアまで参加できる世界大会の開催を目指しています。
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聞こえに不安がある場合は、早めに耳鼻咽喉科への相談をおすすめします。
