手話でこつや狙いを伝え合い 聴覚障害者向けにモルック教室「楽しめた」

手話でこつや狙いを伝え合い 聴覚障害者向けにモルック教室「楽しめた」

2025/03/05

初めてモルックを体験した女性

モルックを通して交流を深める参加者たち(福知山市岡ノ・旧勤労青少年ホーム)


 聴覚障害者に学習や交流の機会を提供する聴覚障害者成人講座が1日、京都府福知山市岡ノの旧勤労青少年ホームであった。参加者らがフィンランド発祥のニュースポーツ「モルック」を楽しんだ。

 市教委生涯学習課が開き、市スポーツ推進委員が講師を務めた。

 参加者は字幕付きの動画で、50点ちょうどを目指す▽複数の棒が倒れたら本数が得点となる▽下から投げる―などのルールを確認し、ゲームに臨んだ。

 手話でこつや狙いを伝え合いながら、一投ずつ丁寧に投げた。狙い通りの得点が取れると拍手やガッツポーズで喜び合った。

 初めてモルックを体験した女性(71)=篠尾=は「思ったところにうまく投げられなかったが楽しめた。また参加して大勢で盛り上がりたい」と話した。

© 株式会社京都新聞社


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