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「聴力検査」で”難聴”が分かった時の治療法・予防法はご存じですか?医師が解説!

記事のポイント! 

聴力検査で「所見あり」と判定された場合、難聴の原因に応じた適切な対応が重要です。記事では、鼓膜形成術や鼓室形成術などの手術、補聴器や人工内耳の活用について解説しています。また、オージオグラムの見方や、イヤホンの大音量・長時間使用による慢性音響外傷の予防法も紹介。加齢性難聴や騒音性難聴、突発性難聴など、聞こえに影響するさまざまな病気にも触れ、早期に耳鼻咽喉科を受診する重要性を伝えています。

 

2026年10月21日 13時30分 Medical DOC

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聴力検査で疑われる病気はどのように治療するのでしょうか。メディカルドック監修医が、聴力検査で疑われる病気の改善方法・治療法を解説します。

※この記事はメディカルドックにて『「聴力検査の結果」はどう見れば良い?測定方法や疑われる病気について医師が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師: 木村 香菜(医師)

監修医師:
木村 香菜(医師)

名古屋大学医学部卒業。初期臨床研修修了後、大学病院や、がんセンターなどで放射線科一般・治療分野で勤務。その後、行政機関で、感染症対策等主査としても勤務。その際には、新型コロナウイルス感染症にも対応。現在は、主に健診クリニックで、人間ドックや健康診断の診察や説明、生活習慣指導を担当している。また放射線治療医として、がん治療にも携わっている。放射線治療専門医、日本医師会認定産業医。

 

聴力検査の測定方法

聴力検査にはいくつかの測定方法がありますが、ここでは主に健康診断で行われる会話法聴力と選別聴力検査についてご紹介します。

会話法聴力

医師の問診中に、会話の聞き取りに支障がないかどうかを判断します。検査は問診中に自然に終了し、日常会話に問題がない場合は「所見なし」とされます。

選別聴力検査

日常生活において聴力に支障がないかどうか調べる検査です。検査はオージオメーターと呼ばれる機械を用いて、防音室もしくは静かな部屋の中で行われます。
左右それぞれの耳について、30dBの1,000Hzの検査音、40dB(雇用時健診では30dB)の4,000Hzの検査音を聞き、聞こえているかどうか確認します。聞き取れた場合は「所見なし」、聞き取れなかった場合は「所見あり」と判断されます。

 

聴力検査で疑われる病気の改善方法・治療法

難聴が起こる原因によって、適応となる治療法は異なります。以下は、主な難聴の治療法、予防法です。

手術

鼓膜に開いた穴を塞ぐ「鼓膜形成術」は、患者さん本人の皮膚の下の組織を組織接着剤でくっつけて穴を閉鎖する手術です。鼓膜形成術だけでは不十分な場合は耳小骨を再建する「鼓室形成術」が合わせて行われることがあります。
また、耳小骨のうちアブミ骨が動かなくなって起こる難聴の改善には、アブミ骨の一部を人口耳小骨に交換する「アブミ骨手術」が有効です。

人工内耳

聴覚障害があるものの、補聴器での装用効果が不十分である方に対する治療法です。手術で耳の奥などに埋め込む部分と、マイクで拾った音を耳に埋め込んだ部分に送る体外部によって成り立っています。どの程度聴覚が得られるかは個人差がありますが、術後にリハビリテーションを行うことで徐々に聞き取れるようになってきます。

補聴器

「会話の声がはっきり聴きりにくい」「まわりの音が聴こえない」といった段階で検討されます。年齢や職業によって使い始めるタイミングは異なりますが、家族や友人から「最近耳が遠い」と指摘されることがあったら検討するとよいでしょう。

 

ヘッドフォン・イヤホン対策

ヘッドフォンやイヤホンで長時間大きい音を聞いていると、徐々に聞こえにくくなる慢性音響外傷が起こることがあります。発症すると聴力は戻らないため、対策としてヘッドフォンやイヤホンを長時間使い過ぎない、大きすぎる音で聞くのはやめることを心がけましょう。

 

耳垢の清掃

本来であれば耳垢は自然に排出されるため、特別な掃除は必要ありません。しかし、外耳道が塞がるほどの耳垢がある場合は取り除きましょう。清掃の際に外耳道や鼓膜を傷つけることがないように注意して下さい。

 

「聴力検査の見方」についてよくある質問

ここまで聴力検査の見方について紹介しました。ここでは「聴力検査の見方」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

聴力検査の正常値はどれくらいですか?
木村 香菜 医師

所見なし、あるいは1000Hzでは30dB以下、4000Hzでは30dBもしくは40dB以下です。

聴力検査の表の見方について教えてください。
木村 香菜 医師

耳鼻科などで聴力検査を行った場合、「オージオグラム」と呼ばれるグラフのような表が結果として提示されることがあります。縦軸は音の大きさ(dB)、横軸は音の高さ(Hz)からなっており、どの高さの音でどれくらいの大きさが聞き取れたかを示したものです。右耳は○、左耳は✕で表されます。どの高さで聞こえにくいのか、左右差があるかどうか、といった情報が視覚的にわかりやすくなります。

 

まとめ聴力検査の結果の正しい見方を知ろう

聴力検査の方法は様々ですが、結果の見方としては「所見なし」が正常となります。もし「所見あり」となった場合、そのままにせず耳鼻科を受診して詳しい検査を受けることをおすすめします。早めに治療を始めれば聴力が回復する可能性が高まるためです。また、自分で聞こえについて自覚症状がなくても、「最近耳が遠い」と周囲から指摘された場合も耳鼻科で相談するといいでしょう。

 

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気になる症状がある場合は  

聞こえに不安がある場合は、早めに耳鼻咽喉科への相談をおすすめします。


原文掲載元はこちら

 https://news.livedoor.com/article/detail/32623968/

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