〜クリアソン新宿と共に、国立競技場にてセンサリールーム設置・自閉症疑似体験プログラム「ダイエク」実施〜
特定非営利活動法人ADDS
2026年6月12日 19時11分
特定非営利活動法人ADDS(所在地:東京都杉並区、共同代表:竹内弓乃・熊仁美 、以下ADDS)は、パートナーシップを締結しているサッカークラブ「Criacao Shinjuku」(本拠地:東京都新宿区、株式会社Criacao代表取締役社長CEO:丸山 和大、以下、クリアソン新宿) と連携し、2026JFL CUP開幕戦が行われた3月20日のMUFGスタジアム(国立競技場)において、 感覚特性に配慮した「センサリールーム」の運営、および発達障害の1つである自閉スペクトラム症(以下、自閉症) の感覚の特異性を疑似体験するプログラム「ダイエク」(Diversity Experience) を実施いたしました。
本取り組みは、当事者や家族からのヒアリング調査、発達支援の専門的知見、ボランティアのホスピタリティを融合させることで、障害の有無に関わらず誰もが安心してスポーツ観戦を楽しめる「ユニバーサルなスタジアム」の実現を目的としています。
■ 取り組み内容
スタジアム特有の大音量や歓声、人混みや視覚的な刺激は、感覚過敏などの特性を持つ当事者やその家族にとって観戦の大きな障壁となる場合があります。
これらの課題を解決し、「誰もが主役になれるインクルーシブなスタジアム」環境を創出すべく、以下の2つのプログラムを展開しました。
1. センサリールームの設置・運営(2部屋+共有スペース1部屋)
【実績:3組のご家族(お子様3名、保護者5名)、成人の当事者5名、合計13名が利用】
感覚過敏や発達特性を持つお子様とそのご家族と、聴覚過敏などの特性を持ちながら、就労⽀援を受けている成⼈の当事者が周囲を気にせず落ち着いて観戦できる専用スペースを提供しました。
【高い満足度】
利用者アンケートでは、満足度および「参加のしやすさ」において100%の肯定的回答を得ました。
当事者や家族からのヒアリング調査:
当事者の特性に合わせた環境設計を⾏い、観戦に伴う不安を解消しました。
環境調整の工夫:
ヨギボーやスヌーズレン(穏やかな光と空間)を用いた「リラックスエリア」と、身体を動かせる「アクティブエリア」をゾーニング。
視覚支援ツールの導入:
選手の顔写真ボードやルール解説ボードなど、専門的知見に基づいた視覚支援を行い、お子様の状況に合わせた観戦体験を提供。
ゲストによる訪問:
クリアソン新宿関係者である森岡 隆三さん(元サッカー日本代表)や、ゲストの石川直宏さん(元サッカー日本代表)との交流。
センサリールーム利用者の声:
「以前は刺激でパニックになったが、今回は最後まで安心して楽しめた」
「専門知識に基づいたおもちゃや配慮があり、親も安心して観戦に集中できた」
「選手やスタッフの皆さんのあたたかい配慮でとても良い思い出ができた。
<国立競技場内に設置したセンサリールーム>
記事のポイント!
サッカースタジアムの大音量や歓声、人混み、強い視覚刺激は、感覚過敏や聴覚過敏のある人にとって大きな負担になることがあります。この記事では、ADDSとクリアソン新宿が国立競技場で実施したセンサリールームの運営と、自閉症の感覚特性を疑似体験する「ダイエク」の取り組みを紹介しています。利用者の安心感や参加しやすさ、ボランティアの理解促進につながった点が伝わる内容です。
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