日本テレビ放送網
2025年9月28日 11:59
11月に開幕するデフリンピックを知ってもらおうと、大学のチアリーディング部が手話ダンスに挑戦しています。
27日、東京都が主催する障害のある人への理解を深める啓発イベントで披露されたのは“アクロバティック手話ダンス”です。人さし指を向かい合わせて曲げる「こんにちは」や、両手の拳を2回下ろす「がんばれ」などの手話が盛り込まれています。
踊っているのは、帝京大学のチアリーディング部「BUFFALOS」。部員およそ80人、全国大会で優勝を重ねるなど強豪校として知られています。
「ひとりでも多くの人にデフリンピックを知っていただきたい」
手話ダンスを踊る理由は、11月に開かれる聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」を盛り上げるお手伝いがしたい。この思いから、学生たちが主体となって、都が制作したダンス楽曲をベースに、アクロバティックな動きに手話を取り入れてアレンジしたといいます。
「『デフリンピック』の(意味を示す)手話が入っている」
さらに、学生たちは競技をあらわす手話を部のSNSに投稿するなど、デフリンピックを知ってもらえるよう工夫をしています。
帝京大学チアリーディング部・岩野華奈監督
「他者を尊重する中で自分の個性を出すことを目標に指導している。デフリンピックに関わるみなさんにパワーを与えて、みなさんに力を発揮していただけたら」
開幕は11月15日。今後も様々な場面でアクロバティック手話ダンスを披露していきたいということです。
最終更新日:2025年9月28日 12:08
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