2026年2月16日 05:00

デフサッカー女子で銀メダルを獲得した高木選手(左)。粕谷市長から市長特別表彰を受けた=袖ケ浦市
昨年11月の聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック東京大会」で銀メダルを獲得したサッカー女子日本代表の高木桜花選手(19)=袖ケ浦市出身=が、同市の市長特別表彰を受けた。市役所で行われた表彰式で、高木選手は「この結果に満足せず、次のワールドカップに向けて練習を積み重ねる」と意欲を見せた。
日本代表は、決勝で米国に0-4で敗れたものの、デフサッカー女子史上初のメダルを獲得。高木選手は主将としてエースナンバー10番を背負い、予選、決勝の全4試合に出場し、2得点の活躍で貢献した。
高木選手は小学1年からサッカーを始め、市立昭和中から拓大紅陵高(木更津市)を経て、現在は国際武道大(勝浦市)1年生で女子サッカー部に所属。高校生だった2022年の前回ブラジル大会で日本代表に初選出され、昨年6月にはイタリアであったデフフットサルワールドカップで活躍した。
東京大会で金メダルを逃した悔しさをにじませながらも、高木選手は「聞こえない状態でプレーする中、観客席で目に見える形でボードやうちわを使った応援に感動を覚えた」と振り返り、「応援もあって最後の最後まで力強くプレーできた」と感謝した。
また、「ブラジル大会、マレーシアワールドカップでは、アメリカと対戦してまったく通用しなかった。今では攻撃、守備で通用する部分が増えた。今回は勝てなかったけど、アメリカに勝って優勝するという目標に近づけた」と手応えを語った。
粕谷智浩市長は「市民に大きな感動と希望を与えてくれた。障害の有無にかかわらず誰もが可能性を最大限に発揮でき、そしてスポーツが人と人とをつなぎ、社会の理解と共感を深める力を持っていることを改めて実感した」とたたえた。
(岡田正弘)
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