誰でも発症の可能性【突発性難聴】睡眠不足・疲労・ストレスも関係⁉専門医が解説【いっちゃん☆メディコ】

誰でも発症の可能性【突発性難聴】睡眠不足・疲労・ストレスも関係⁉専門医が解説【いっちゃん☆メディコ】

2026.03.09

3月3日は「耳の日」で、3月は、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会が定める「耳鼻咽喉科月間」です。

誰でも発症の可能性がある「突発性難聴」について、富山大学附属病院 耳鼻咽喉科頭頸部外科 森田由香医師に聞きました。


森田医師

「詰まった感じっていう場合もありますし、耳鳴りがものすごく突然大きくなり始めるっていうこともありますし、耳の中、何か異変が起こると、聞こえない以外にも、いろんな症状が付随して出てきますので」

バナー「ある日突然、耳の聞こえが悪くなるという「突発性難聴」」

ある日突然、耳の聞こえが悪くなるという「突発性難聴」。前触れがない場合もあり、ほとんどが片方の耳だけに発症します。


森田医師

「音は、外耳道・耳のトンネルを通って入ってくるわけなんですけど、この奥にですね、水が張った神経があります。かたつむりの方が『聞こえの神経』で、この輪っかと、根っこが少し膨らんでるところが『バランスの神経』になります。突発性難聴は、この聞こえの神経が中で何らかの理由で機能しなくなった状態と考えられます」


どんな症状?

バナー「どんな症状?」

症状は聞こえが悪くなるだけではありません。


森田医師

「急に聞こえなくなるっていうのが一般的に1番多いと思いますけれど、耳鳴りがし始めた、耳が急に塞がり始めたとか、何らかの耳の異常が起こったものが全て突発性難聴の初発症状であることもあります。あと、高度な突発性難聴ですと、前庭障害、つまりめまいが一緒に症状として起こってくることがありますね。調べてみると中に原因がはっきりしてくるものもあるんですが、最終的に原因が分からなくて、急に聞こえが悪くなったものを突発性難聴と称してます」


睡眠不足や疲労の蓄積、ストレスなども関係している?

バナー「睡眠不足や疲労の蓄積、ストレスなども関係」

「突発性難聴」の原因は不明とされていますが、睡眠不足や疲労の蓄積、ストレスなども関係していると考えられています。

 

森田医師

「季節性は一応ないことになっているんですが、患者さんのライフスタイルに応じて、ちょっと忙しかったり、疲れたり、そういった時期に重なって発症してくることが多いですかね。発症した患者さんの中にはストレスが強かったっていう方もいらっしゃいますので、やはり、規則正しい生活に結びつくと思うんですけれど、ストレス解消やリフレッシュ、適度な運動がいいと言われておりますね」


繰り返し起きる場合は…別の病気の可能性も


「突発性難聴」は繰り返し起こらないとされています。

もし、耳の聞こえが悪くなるなどの症状が毎年起こる場合は、別の病気の可能性があるといいます。

バナー「繰り返し起きる場合は…別の病気の可能性も」


森田医師

「繰り返す場合は、何らかの病気、それがメニエール病だったり、あとは、難聴だけでしたら、低い音の繰り返す難聴、低音障害型感音難聴と言いますけれど、メニエール病のちょっと親戚という風に考えられてますが、そういった病気だったりすることがありますね」


病気への理解と早めの対応を

バナー「見えない障害で理解もちょっとされづらい」

症状が目で見て分からないため、周りの人につらさが理解されづらいという「突発性難聴」。


森田医師

「難聴の患者さんって見えませんよね。外からどこが具合悪いか全然分からないところがありまして、ぱっと見は非常に元気なんですけれど、ちょっと離れたり、ちょっとうるさくなると、途端に聞こえが悪くなりますので、ほんとに見えない障害で理解もちょっとされづらいところがあるかなという風に思ってます。若い方でもなりますし、どなたがなっても全然不思議はない病気だと思います。ですので、やはりこういう病気があるっていうことを知っていただいて、やはり早めの対応をしていただくのが1番かなという風に思っております」


「聴こえ8030(ハチマルサンマル)運動」80歳でささやき声を聞き取れる30デシベルの聴力を保つためには…


「80歳でささやき声を聞き取れる30デシベルの聴力を保とう」という「聴こえ8030(ハチマルサンマル)運動」があることをご存知ですか?

森田医師は、健康のためには聴力が大事だとして、聞き返しが多くなったら耳鼻科を受診してほしいと話していました。


リンク先はKNB WEBというサイトの記事になります。


 

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