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Apple AirPods Pro 2の補聴器機能は、標準化された聴力検査の基準を満たしていますか?

黄海平 、テイラー・ダルゼル &エリン・M・ピクー
受付日:2025年9月11日、受理日:2026年6月1日、オンライン公開日:2026年6月27日
この記事を引用する https://doi.org/10.1080/14992027.2026.2685112 

概要


目的

本研究では、手動で入力した2つの標準化された聴力図を用いて、Apple AirPods Pro 2の補聴器機能(HAF)出力が処方目標値(NAL-NL2)からどの程度乖離しているかを記録することを目的とした。また、HAFチューニングコントロールの音響効果と、HAF出力の微調整におけるその有用性についても記録することを目的とした。

 

設計および研究サンプル

HAF出力は、55、65、75 dB SPLの録音された音声入力を使用して、音響マネキンで両耳で測定された実耳補聴応答によって定量化されました。AirPods Pro 2デバイス2セットから、左右のイヤホンについて繰り返し測定が行われました。手動で入力された2つの標準化されたオージオグラム(軽度および中等度の傾斜型難聴)を使用して、処方目標が生成されました。検証済みの処方目標に向けて研究者が微調整を行うために、iPhoneの「増幅」と「トーン」スライダーが使用されました。

 

結果

手動で入力した2つの聴力図では、HAFのデフォルト設定では目標値に対して増幅不足が見られましたが、微調整を行うことで目標値に一致させることができました。「増幅」スライダーは広帯域レベルを約10dB変化させ、「トーン」スライダーはスペクトル傾斜を約5~10dB変化させます。

 

結論

本稿では、手動入力された軽度および中等度の傾斜を示す聴力図を持つ患者に対し、HAFが補聴器の適合に有効である可能性を示す予備データを提供する。HAFのチューニング制御を用いることで、処方目標値を達成できる可能性がある。

 

記事のポイント! 

Apple AirPods Pro 2の補聴器機能について、標準化された軽度・中等度の難聴オージオグラムを用い、補聴器の処方目標であるNAL-NL2との一致度を検証した研究です。初期設定では増幅不足が見られた一方、「増幅」や「トーン」の調整により、処方目標に近づけられる可能性が示されました。市販イヤホン型デバイスが、どこまで補聴器的な役割を担えるのかを考えるうえで注目される内容です。

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原文掲載元はこちら 

 https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/14992027.2026.2685112?utm_source=hearingtracker.com&utm_medium=newsletter&utm_campaign=c0e53fe4-0f50-4f1b-864e-74744b2e5e2e#abstract

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