毎日新聞
2026/8/11 12:00(最終更新 8/11 12:06)

【敦賀気比-横手】敦賀気比の一塁手・川原=阪神甲子園球場で2026年8月11日、吉田航太撮影
全国高校野球選手権大会は第7日の11日、阪神甲子園球場で2回戦があり、敦賀気比(福井)が横手(秋田)に10―0で勝ち、4年ぶりに初戦を突破した。
敦賀気比は両耳が難聴の川原成翔(せいしょう)選手(3年)が「7番・一塁」で先発出場。五回の第3打席に右前打で甲子園初安打、七回の第4打席では二塁打を放つなど勝利に貢献した。
川原選手の試合後の主なコメントは次の通り。
敦賀気比・川原成翔選手
今日は結果どうこうよりも楽しんでやろうと思いました。
(一塁側の)横手の大応援を聞いて鳥肌が立ちました。今までに聞いたことがない応援の大きさでした。
監督からも、相手の応援を自分たちの力に変えようと言われていました。(一塁の)守備中には口ずさんで歌って(リズムに)乗っていました。
<第3打席に安打を放った>
1、2打席は緊張で自分のスイングができなかった。自分のスイングを貫こうと思いました。
(第3打席に安打が出て)打った時の歓声は聞こえました。甲子園でのヒットは特別で、今までのヒットで一番うれしかったです。今まで野球をやってきて良かったと思いました。
(小学生の頃から聞こえにくくなったが)言い訳にしたくなかった。完全に聞こえないわけではないので、甲子園の夢は諦めたくなかったです。
<自身のプレーで伝えたいことは>
自分のプレーで勇気や希望を与えることになればうれしい。
難聴で、「あの子、大丈夫かな」と思われるが、明るく、ベンチでも盛り上げて見ている人に野球やっていて楽しそうだなと思ってもらいたいです。
記事のポイント!
小学生の頃から聞こえにくさを抱えながらも「言い訳にしたくなかった」と甲子園の夢を追い続けた川原成翔選手。初戦では2安打を放って勝利に貢献し、「自分のプレーで勇気や希望を与えられたら」と語る姿が紹介されています。
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