以前、この連載記事を読んでご来店いただいた70代の女性のお客さまがいました。この方は、これまで使われていたものと同じメーカーの、一番新しい機種を試されました。
すると「人の声や音が、今自分が持っている補聴器よりも、とても自然に聞こえる」と新しい補聴器の性能に驚かれたのです。
どのくらい小さな音まで聞こえるか、テストを実施したところ、すでにお持ちの補聴器では、聞こえる音の大きさは、つけていないときとそれほど変わらないことがわかりました。
それに比べ、試した新しい世代の補聴器は、会話を聞き取るために必要な音量に上げても、紙をめくる音や食器の音といった環境音が前ほど頭に響かず、気にならないといいます。
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