
聴覚障害者に対する理解促進と合理的配慮の意識付けなどを目的に開催。県警本部の警部級以上44人と県警察学校初任補修科生34人が出席。県内全17署の警部級以上20人はリモートで参加した。
県ろうあ協会の浅利義弘理事・事務局長が講師を務め▽取り調べ時に分かりやすい言い方に変えてほしい▽事故現場で聞こえる人の話を優先し、ろう者の話を聞いてもらえない-と、ろう者の困り事など全国の例を紹介。聞こえない、聞こえにくくなった時期などによって得意とするコミュニケーション手段が異なるため、本人が望む意思疎通の手段を確認する必要性を訴えた。
機動隊の三上元之隊長補佐は「障害を持つ方が警察の対応にバリアを感じることがないように実態を知って、何をしなければいけないのかを常に考えて業務に向かわなければいけないと感じた」と話した。
県警は今後、手話通訳の能力がある警察官を手話通訳官に指定する予定。
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