バナー 健康連載「鎌田式『百年健康』のつくり方」

リスクを減らして認知症を防ぐ/医師で作家・鎌田實氏

[2026年6月15日8時0分]

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健康連載「鎌田式『百年健康』のつくり方」

 

鎌田式『百年健康』のつくり方<10>

90歳を超えると約60%の人が認知症を発症するといわれている。残りの40%の人には認知症の症状は見られないということだ。

世界的に評価の高い医学雑誌ランセットの専門家委員会は、認知症には14のリスクがあり、それらを排除できれば最大45%予防ができるとしている。認知症リスクには次のようなものがある。

 

難聴に注意

難聴7%、うつ病3%、頭部外傷3%、運動不足2%、糖尿病2%、高血圧2%、肥満1%、過度の飲酒1%、社会的孤立5%、視力障害2%…。

 

運動と野菜が大切

これらのリスクの多くは、お互いに関連し合っている。たとえば、高LDLコレステロールや糖尿病、高血圧、うつ病、肥満は、運動不足を改善する。つまり、運動することで改善していく。糖尿病や高血圧の人も、運動をして、野菜を1日350グラム食べ、血糖値や血圧をできるだけコントロールしていくことが大事。ぼく自身も実践している。外出できる筋力や、社会への関心や気力を保つようにすれば、65歳以上でリスクの高い「社会的孤立」もある程度防ぐことができる。

認知症になってしまうと、ダメージを受けた脳細胞は元には戻らない。しかし、発症する前であればまだまだ回復は可能だ。

 

記事のポイント! 

医師で作家の鎌田實氏が、認知症を防ぐために意識したい生活習慣を紹介しています。記事では、LANCET(ランセット)委員会が示した認知症リスクに触れながら、難聴、社会的孤立、うつ病、運動不足、糖尿病、高血圧などが互いに関連し合っている点をわかりやすく解説しています。特に、難聴が認知症リスクの一つとして挙げられている点は、聞こえの変化を「年齢のせい」と放置せず、早めに気づくことの大切さを考えるきっかけになります。運動や野菜を意識した食生活、外出できる筋力や社会への関心を保つことなど、日常の中で取り組める予防の視点が伝わる記事です。

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気になる症状がある場合は  

聞こえに不安がある場合は、早めに耳鼻咽喉科への相談をおすすめします。 


原文掲載元はこちら 

 https://www.nikkansports.com/leisure/health/news/202606140001323.html

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