2025年9月11日 20:46
9月14日、鳥取県倉吉市で行われる全国高校生手話パフォーマンス甲子園。山陰の出場校を紹介します。
9月11日は本大会に2年連続の出場となる米子東高校です。全国高校生手話パフォーマンス甲子園の本大会出場は2年連続6回目。去年に引き続き1年生のメンバーだけで大舞台に挑みます。
米子東高校ダンス部顧問 伊藤公二 先生
「1年生だけなんですけど初心者で始めた子も多い中で、自分たちで意見を出し合いながら工夫してやっています。見る人に感動与えられるような演技をしてほしいと考えている 」
今年で12回目を迎える全国高校生手話パフォーマンス甲子園。手話言語を使ったダンスや演劇などのパフォーマンスを披露し手話の正確さと表現力などを競います。全国の58チームから予選を勝ち抜いた16チームが9月14日の本大会に出場します。
米子東高校は、ダンス・歌唱部門にエントリー。Mrs. GREEN APPLEの「僕のこと」という楽曲を使い、それぞれが悩みを抱えているからこそ寄り添い支え合うことができることをパフォーマンスで伝えます。
大会に出場するのはダンス部の1年生13人。今年は手話がより伝わりやすいようにとゆっくりとしたテンポの曲を選びました。ダンスや構成は、学校の手話の支援員さんに教えてもらった手話をベースに自分たちで考えました。
全員が1年生部員。ダンス経験が無い部員もいる中で、手話ダンスを練習する過程でチームワークも生まれたといいます。
米子東高校ダンス部 部員 藤原そよ花さん
「手話についての理解が深まってきて大会に向けてチームの絆も深まってきたかなって思います」
本番が迫るなかよりよい演技を求めての試行錯誤を続けています。
こうした中、後輩たちにアドバイスを送るのは去年の本大会を経験しているダンス部部長の志村寧子さんです。
米子東高校ダンス部 部長 志村寧子さん
「(自分たちの先輩も)ずっとサポートしてくださっていたので、私たち2年生もその先輩方のように今年サポートすることができてうれしいです」
2年連続でもみんなが初めての全国の舞台。観客の心を動かすパフォーマンスを届けます。
米子東高校ダンス部 部員 都田紅愛さん
「見てくださる方に少しでも勇気が届けられるような作品を作りたいです」
米子東高校ダンス部 部員 倉郷大和さん
「入賞もそうなんですけど今までみんなと練習してきたことを本番しっかりパフォーマンス出来たらいいなと思います」
米子東高校ダンス部 一同
「一生懸命頑張ります!」
最終更新日:2025年9月11日 20:46
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