2025/06/15 11:04
#九州発サッカー
#九州発スポーツ

試合終了後、一緒に記念写真に納まるデフサッカー日本代表候補と東福岡高サッカー部の選手たち(2月24日、福岡市で)
デフサッカー男子日本代表候補と東福岡高サッカー部のトレーニングマッチを2月、取材した。11月に開かれる聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」東京大会に向けた日本代表候補合宿の一環で行われたが、試合終了後、心がほっこりする出来事があった。
両チームの選手たちが向かい合って、互いの健闘をたたえ合っていたときのことだった。東福岡のMF西田煌・副主将(当時2年)がおもむろに両手を動かし、「今日は本当にありがとうございました」と手話であいさつをした。
GK松元卓巳主将(35)ら日本代表候補はこのサプライズに「おー」と感嘆の声を上げながら、胸の前で両手をひらひらさせる手話で「拍手」を送った。その瞬間、その場にいた人々に一体感が生まれた気がした。
後ほど西田副主将に手話を使った理由を聞くと、「ちゃんと感謝の気持ちを伝えたかったから」。前夜、ユーチューブを見ながら何度も練習したという。そう語る高校生の姿は、ピッチを駆けているときと同じくらいかっこよく見えた。(江上純)
リンク先は讀賣新聞オンラインというサイトの記事になります。