聴覚障害のある人たちの国際スポーツ大会「デフリンピック」が、ことし11月に日本で初めて開催されるのを前に、大館市で2日、デフバスケットボールの体験会が開かれました。
体験会は、バリアフリーのまちづくりを進める大館市が、日本で初開催されるデフリンピックを応援していこうと開き、市内のミニバスケットボールチームの小学生や一般の人たちなど、およそ50人が参加しました。
体験会では男子日本代表のチームリーダーを務める横手市出身の石川友正さんらが講師となり、アイコンタクトや、手や足のサインなどでコミュニケーションをとるデフバスケットボールの特徴について説明しました。
続いて試合が行われ、参加した人たちはアイコンタクトしたり、手をあげて合図をしたりして、パスのコースを仲間に伝えシュートを決めるなど、デフバスケットボールの難しさを体験しながら試合を楽しんでいました。
小学校の頃からバスケットボールをやっているという20代の男性は「実際にやってみて、聞こえない人たちのバスケットの難しさがわかり、とても勉強になりました」と話していました。
また講師を務めた石川さんは「聞こえる人も聞こえない人も関係なく、コミュニケーションが大切です。お互いの気持ちを伝えることでいいプレーができると思う」と話していました。
リンク先はNHKというサイトの記事になります。