2025年8月13日 午前6時00分

佐々木鯖江市長(右)に手話で意気込みを伝える丸山選手=8月12日、福井県の鯖江市役所
11月に東京都を中心に開催される聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」で、バスケットボール日本女子代表として出場する福井県鯖江市出身の丸山香織選手(26)=埼玉県在住=が8月12日、鯖江市役所を訪れ、佐々木勝久市長と懇談した。大会について「デフアスリートとして夢の舞台。目標の金メダルに向けて技術を磨きたい」と手話で意気込みを伝えた。
丸山選手は同市東陽中1年のときにバスケットボールを始めた。2018年にデフバスケットボール日本代表に選出され、さまざまな世界大会で活躍してきた。ポジションはパワーフォワード。普段は会社員をしながら競技に取り組んでいる。
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懇談では、佐々木市長が「楽しみですね。けがに気をつけて頑張ってください」と激励。丸山選手は「子どもたちが目標とするような存在になれたらいい」と述べた。また、大会が近づくにつれてデフリンピックや聴覚障害者への理解が広まってきていることを感じるとし「大会後も共生社会への取り組みが続いていくことを期待している」と話した。
デフリンピックは11月15~26日に開催され、バスケットボール女子日本は18日にウクライナと対戦する。
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