「聞き取りが苦手すぎる男子の日常」(画像提供:雨桜あまおう(@amaousansan))

「…悪い!何の話?」“聞こえている”のに“聞き取れない”!?「聞き取り困難症」の主人公が奮闘する日常

記事のポイント! 

聞き取り困難症(LiD)や聴覚情報処理障害(APD)は、音が聞こえていても言葉として理解することが難しく、通常の聴力検査では異常が見つからない場合があります。漫画「聞き取りが苦手すぎる男子の日常」は、友人との会話で戸惑う高校生の姿を、明るくコミカルに描いた作品です。作者自身の聞き取りづらさや聴覚過敏の経験も制作の背景にあり、一般的な難聴とは異なる「聞こえ」の困難について、身近に感じられる内容となっています。

 

10/21(水) 14:01配信
ウォーカープラス

「聞き取りが苦手すぎる男子の日常」(画像提供:雨桜あまおう(@amaousansan))
「聞こえている」のに「聞き取れない」「聞き間違いが多い」など、聞き取るのが困難な症状を「聞き取り困難症(LiD)」もしくは「聴覚情報処理障害(APD)」という。この症状は通常の聴力検査では異常が発見されず、難聴ではないとされる。しかし、耳から入った音の情報を脳で処理、理解する際に、なんらかの障害が生じている状態で言語として認識できない状態だ。そんな生活を送る高校生を描いた、雨桜あまお(@amaousansan)さんの創作漫画「聞き取りが苦手すぎる男子の日常」を紹介する。

【漫画】本編を読む

「聞き取りが苦手すぎる男子の日常」(画像提供:雨桜あまおう(@amaousansan))

「聞き取りが苦手すぎる男子の日常」(画像提供:雨桜あまおう(@amaousansan))

 

■友達との会話が急に理解不能に。聞こえているけど理解できないとは?

聞こえているのに、聞き取れない。「聞き取り困難症」という症状があることはご存知だろうか。本作「聞き取りが苦手すぎる男子の日常」は、聞き取りが難しい主人公の日常が描かれている。作者の雨桜あまおうさんに本作を描いたきっかけについて伺うと、「私自身、聞き取る力が少々弱めのようで、『日本語のはずなのに、理解できない謎言語のように聞こえてしまう』ということが日常的にあります。そういう下地があるなかで、ふと『聞こえの感覚を物語にしてみようかな』と思い立ち、漫画を描いて公開するに至りました」と教えてくれた。

雨桜あまおうさん自身も、聴覚にまつわる悩みを抱えてきたという。そうした経験を通じて、「聞き取り困難症」という症状を知ったそうだ。「以前より、そういう症状があるということは知っておりました。私は長年、聴覚過敏と嗅覚過敏に翻弄されておりまして、関連する情報を集めるなかで知ったのだと思います。聴覚過敏、発達障害、聞き取り困難症etc――人によっては、いろいろとリンクしている場合などもあるそうでして」と語った。

本作の魅力は、「聞き取り困難症」の難しさを伝えるだけでなく、日常の一コマとして明るくコミカルに描いている点にもある。作品の表現方法について、作者は「明るく軽やかに描き、読者が肩肘張らずに読める――ということを意識して制作しました」と話した。

「聞こえているのに、聞き取れない」とは、いったいどのような感覚なのか。本作を通して、その世界をのぞいてみてはいかがだろうか。

取材協力:雨桜あまおう(@amaousansan)

 

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聞こえに不安がある場合は、早めに耳鼻咽喉科への相談をおすすめします。


原文掲載元はこちら

 https://news.yahoo.co.jp/articles/3fb4d99849d00cea8863acd9284f70046a8b5ac5

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