「おそらくどこにもいない」 手話を披露するニホンザル、全国へ

「おそらくどこにもいない」 手話を披露するニホンザル、全国へ

人間と同じ手話を披露する猿がいる。

猿まわしを披露する「二助企画」(大阪市中央区)所属の「あいちゃん」だ。

トレーナーの大場由佳さん(24)とともにに、7月から全国で手話を披露して回る。

同社は「猿まわしで手話をする猿は、おそらくどこにもいない」という。

大場さんは2019年に劇場や路上で猿まわしを披露する「二助企画」に就職し、トレーナーに。

聞こえない人でも楽しめるようにと、手話を採り入れた猿まわしに挑戦することにした。

特にあいちゃんに教えるのが難しかったのは、左手は地面と水平に、右手は縦に動かす「ありがとう」。完成までは1年がかりだった。

大場さんとあいちゃんによるコンビ「アイノテ」はこれまでに関西の聴覚障害者団体のイベントなどで手話によるパフォーマンスを披露。

7月中旬からは全国の聴覚障害者の団体などを1年かけて回るプロジェクト「走れ!ウキウキお猿の宅配便」を予定、4メートル×6メートルの公演スペースの提供や活動資金の支援を求めている。

リンク先は朝日新聞DIGITALというサイトの記事になります。
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