08月27日 17時20分
来年、日本で初めて開催される聴覚障害がある人たちのスポーツの国際大会、「デフリンピック」に向けて品川区は大会のPRに取り組むサポーターを任命し、聴覚障害への理解の促進に取り組んでいくことになりました。
来年、開かれるデフリンピックの東京大会は100周年となる記念の大会ですが、日本財団の調べによりますと国内でのデフリンピックの認知度は16.3%と低く、課題となっています。
こうしたことから、品川区は大会をPRするサポーターを選任し、27日区内のろう学校で任命式を行いました。
任命されたのは式が行われた私立のろう学校、「明晴学園」とろう者でデフサッカー男子日本代表の元監督、植松隼人さん、それに、区内の企業に勤めるパラ陸上の湯口英理菜選手の3組です。
式では森澤恭子区長から委嘱状が手渡され、「デフリンピックの認知度120パーセントを目指して、皆さんと共に共生社会を作っていきたい」とあいさつしました。
植松さんは「任命されて嬉しく思います。来年の大会まであっという間だと思うので、区と一緒に発信を頑張っていきたいです」と話していました。
サポーターたちは今後、区内のイベントやSNSなどで大会の情報発信を行っていくということです。
リンク先はNHKというサイトの記事になります。