〜吸音技術「iwasemi」による子ども保育施設内の反響低減効果を検証〜
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
2026年4月15日 12時00分
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役会長:落合陽一、代表取締役社長:村上泰一郎、以下PxDT)は、東京都北区と連携し、北区立「滝野川保育園」において、吸音技術「iwasemi」を活用した音環境改善のPoC(概念実証)を実施します。
近年、子どもが通う施設内の音の反響が子どもの遊びや学びに影響を及ぼす可能性が指摘される中、本取り組みではiwasemiの吸音性能を活用し、室内の反響低減および保育環境向上への有用性を検証します。

ピクシーダストテクノロジーズと東京都北区、北区立「滝野川保育園」で音環境改善PoCを実施
■ 背景:社会的関心が高まる「子どもが施設の音環境」
幼稚園や保育所など、子どもが長時間を過ごす施設における室内音環境について、専門家や学会から課題が指摘されています。音が止まった後も響きが残る「残響時間」が長い空間では、子どもが言葉を聞き取りづらくなる可能性があるとされ、国内外で議論が進んでいます。
イギリスやアメリカなどでは、子ども施設における残響時間の目標値が設けられており、音環境設計が制度的に位置づけられています。一方、日本では幼稚園や保育所等施設における室内音の公的な数値基準は設けられておらず、音環境の整備は各施設の判断に委ねられているのが現状です。
こうした背景のもと、科学的知見に基づいた音環境改善の実証事例の蓄積と、実装可能な技術の提示が求められています。
■ 本取り組みの概要
本PoCでは、北区立滝野川保育園の保育室内にiwasemiを設置し、以下の観点から検証を行います。
・室内の反響音の低減効果
・残響時間の変化
・保育士の発声負担に関する体感的変化
・園児の聞き取りやすさに関する定性的評価
大規模改修を伴わず後付け設置が可能なiwasemiの特性を活かし、既存保育施設における実装可能性についてもあわせて検証します。
■ 東京北区政策経営部シティブランディング戦略課様のコメント
北区では、新たなブランディングメッセージ「きたいを超える東京北区」を掲げました。北区に「きたい」を超える魅力があること、そしてその価値をさらに磨き抜いていくという強い決意を込めています。こうしたブランディングの歩みを通じて、区民のファンプライドの醸成へとつなげていきたいと考えています。
今回のPoCは、専門家の知見を取り入れながら、先端技術による具体的な改善可能性を検証する取り組みです。このような取組を通じて、より質の高い子育て環境の実現につなげ北区の魅力発信を強化し、「きたいを超える東京北区」の実現につなげていきたいと考えています。
記事のポイント!
保育園の音環境改善を、実際の現場で検証する取り組みです。子どもが長時間過ごす施設では、反響音が聞き取りやすさや過ごしやすさに影響する可能性があります。本記事では、吸音技術「iwasemi」を後付けで設置し、残響時間の変化や保育士の負担感、園児の聞き取りやすさまで確かめようとしている点が魅力です。保育施設の音環境を、具体的な技術で改善できる可能性に注目が集まります。
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