2025年9月23日 18:51
秋田市にあるあきた芸術劇場ミルハスはグランドオープンから丸3年となりました。開館以来、著名なアーティストのライブや演劇などが行われています。より多くの人に文化や芸術に触れてもらおうと耳の不自由な人も楽しめるサービスの「体験会」が開かれました。
2022年に開館した秋田市のミルハスは、オープンから、秋田県の人口を超え、延べ115万人以上が利用しています。
グランドオープンから丸3年となった23日は「耳の不自由な人」も楽しめるサービスの「体験会」が行われ6人が参加しました。
こちらは劇団員が、台本を読みあげるのと同時に、スマートフォンなどにセリフの字幕を、同時に出すサービスです。
俳優の、生の迫力を感じられる、劇場の舞台。
ただ、舞台から目を離して画面を見ると、誰のセリフかわからなくなることもあります。スマホの位置にも工夫が必要です。
また「難聴」の人には劇団員の声を大きくして、直接イヤホンに届けるシステムを使い演劇の一部を、楽しんでもらいました。
「初めての経験だったのでダメな所はだめいい所はいいっていうのを色々わかりましたけれどもでも、ダメな所もこれからの話によって改善できるだろうと思いますし、今後も引き続きこういう機会をやってくれればうれしいなと思っています」
「諦めていたことに少しこう光が当たってありがたいとは思います。みなさんがこう一生懸命サポートしてくれる姿勢っていうのはうん 嬉しい」
ミルハスでは、こうしたシステムを、年末年始の、バレエや演劇公演でも取り入れる予定で、これまで以上に芸術や舞台の利用の幅が広がりそうです。
最終更新日:2025年9月23日 21:00
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