9/22(日) 8:56配信 山形新聞
第63回県少年の主張大会の最優秀賞の井上愛奈さん(前列中央)、優秀賞の斎藤未旺さん(同右)と神尾航成さん(同左)、優良賞の和地葵羽さん(後列右)と斉藤茉夏花さん(同左)=山形市・山形国際交流プラザ
中学生が胸に抱く思いを発表する「第63回県少年の主張大会―いま伝えたい私のメッセージ」(山形新聞、山形放送、県防犯協会連合会、県青少年育成県民会議など主催)が21日、山形市の山形国際交流プラザで開かれた。県内4ブロック大会で入賞や上位となった15人が出場し、白鷹中3年の井上愛奈さんが最優秀賞に輝いた。井上さんは全国大会出場を懸け北海道・東北ブロックの選考に進む。
井上さんは「障害を乗り越えて」との演題で発表した。生まれつき難聴で、葛藤を抱えていた際に剣道と出合い、周囲に支えてもらいながら練習を重ね大会で結果を出したエピソードを紹介した。障害を乗り越え挑戦する勇気を持てたとし「私にとって、挑戦することは感謝を示すこと」と強調し、今後も多くのことに取り組んでいきたいと力強く語った。
冒頭、主催者を代表し県民会議の柿崎則夫会長があいさつし、県防連の中山眞一会長、峯田益宏山形新聞取締役編集局長、三浦重行山形放送報道制作局長も出席した。中山会長を審査委員長に、加藤淳一県教育次長、西沢恵子県しあわせ子育て応援部長、岡崎浩隆県警生活安全部長、鈴木雅史山形新聞論説委員長が審査委員を務めた。
井上さんら入賞者5人の主張は10月4日付山形新聞特集面で紹介する。大会の模様は10月6日午後5時からYBCラジオで放送し、同7日からYBCのユーチューブ公式チャンネルで動画配信する。
井上さん以外の入賞者と演題は次の通り。(洋数字は学年) ▽優秀賞=斎藤未旺(立川中3)「経験がもたらしてくれるもの」、神尾航成(山形大付属中3)「世代を超えたメッセージ」
▽優良賞=和地葵羽(米沢一中3)「違いが輝く社会に」、斉藤茉夏花(酒田東部中3)「私がうまれてきた意味」
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