元日本代表・北沢豪さんがこどもたちとデフフットサル体験

元日本代表・北沢豪さんがこどもたちとデフフットサル体験

サッカー元日本代表で日本障がい者サッカー連盟会長の北澤豪さん(スポーツ報知評論家)と、聴覚障害のある選手で構成されるデフフットサル日本代表の野寺風吹が2日、仙台市内で小学生を対象にしたフットサル教室を開催した。

野寺は11月のデフフットサルW杯(ブラジル)で3得点を挙げて銅メダル獲得に貢献。

互いの声が聞こえないため引いて守るチームが多い中、日本は前からのプレスを続けて勝利を重ね「マークの受け渡しは手やアイコンタクト。互いの動きを目で見ることが重要になります」と解説した。

子どもたちは耳栓の上に耳あてをして、音が聞こえない状態でデフフットサルを体験。

野寺とのコンビでゴールを決めた北澤さんは「意識的に相手をよく見なきゃと思うし、普段より集中が必要。

聞こえないことが弱みじゃなくて強みになるほど(野寺は)レベルが高い」と振り返った。

野寺はFリーグ2部のヴォスクオーレ仙台に所属し、健常者とともにプレーしている。

今季は残り3試合(1位の長野は2試合)で勝ち点1差の2位につけており、1位となり来年2月の入れ替え戦に勝てば昇格。

「この体験を通じて、聞こえない世界を知ってもらうことが大事。1部に昇格して多くの人に夢や希望を与えたい」と意気込んだ。(岩崎 敦)

リンク先はスポーツ報知というサイトの記事になります。
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