08月04日 12時22分
聴覚障害のある人への理解を深めてもらうとともに地域の世代間の交流を図ろうと中学生や高校生が企画した手話教室が名取市で開かれました。
名取市の愛島地区では世代間の交流を図ろうと地元の中学生と高校生あわせて8人と公民館の職員が去年、「愛島公民館部」を立ち上げてさまざまなイベントを企画しています。
4日は、聴覚障害がある人への理解を深めてもらおうと当事者の女性を講師に招いて手話教室を開き、地元の親子や高齢者など26人が参加しました。
参加した人たちは、▽親指を立ててうちわで仰ぐようにする「暑い」などの表現や▽感情を表すときは表情も重要であることなどを学び、参加者どうしでさっそく使って交流を深めていました。
このあと講師の女性が会場を回って感想を聞くと参加した人たちは広げた両手を胸の前で上下に振って「楽しい」と答えていました。
参加した50代の女性は「中高生が企画したということで興味があって来ました。困っている人の助けになればと思います」と話していました。
企画した高校生のひとりは「幅広い年代の人たちが楽しそうに手話をしていてうれしいです。今後も参加してくれる人が楽しめるようなことを企画したいです」と話していました。
リンク先はNHKというサイトの記事になります。