宮崎 日南 南海トラフ地震情報 聴覚障害者の不安など調査

宮崎 日南 南海トラフ地震情報 聴覚障害者の不安など調査

聴覚に障害がある人たちへの聞き取り調査の様子

2024年8月10日 21時06分

南海トラフ巨大地震への注意を呼びかける臨時情報が出される中、宮崎県日南市では聴覚に障害がある人たちの家を支援にあたる県のセンターの職員が訪れ、不安に思っていることなどについて聞き取り調査を行いました。

8日の地震で震度6弱の揺れを観測した日南市では10日、県立聴覚障害者センターの職員3人が、市内に住む耳が不自由な人の家を車で回りました。

職員たちは地震による被害の有無や、不安に思っていることなどについて手話などで聞き取りを行い、海老原信五さん(47)は「車を運転しているときに地震が起きたが、何が起きたかわからず少しパニック状態になった」と地震発生当時の状況を話していました。

10日は、合わせて4軒の家を訪問し、このうちスマートフォンを持っていないという64歳の男性は、避難が必要な大きな災害が起きた際に、光って知らせるような目で見てわかる装置があるといいといった要望を伝えていました。

調査にあたった県立聴覚障害者センターの満平一夫所長は「いつまた大きな地震が起きるかわからないので、細かく話を聞こうと思って出向きました。県内のほかの地域でも、障害者の皆さんの素直な気持ちを聞いていきたいと思います」と話していました。


リンク先はNHKというサイトの記事になります。
Back to blog

Leave a comment