手話と視線でボールつなぎ 小城市で「SAGAパラスポ」、聴覚障害の男女11チーム熱戦

手話と視線でボールつなぎ 小城市で「SAGAパラスポ」、聴覚障害の男女11チーム熱戦

Saga Shimbun2/4(水)7:00

得点を決め、輪になって喜ぶ佐賀県女子チーム=小城市の小城のりスポーツセンター

得点を決め、輪になって喜ぶ佐賀県女子チーム=小城市の小城のりスポーツセンター


 佐賀県が主催するパラスポーツの全国大会「SAGAパラスポ」のバレーボール競技・聴覚障害の部が1日までの2日間、小城市の小城のりスポーツセンターで開かれた。佐賀県チームをはじめ全国から男女11チームが出場し、選手たちは手話や視線で意思を伝え合いながらボールをつなぎ、熱戦を繰り広げた。

 男子はリーグ戦、女子はトーナメントで優勝を争った。男子7人と女子9人が出場した佐賀県チームは勝利を挙げることはできなかったが、選手たちは声と視線を交わして懸命にボールをつなぎ、得点が決まるたびにハイタッチして喜びを分かち合った。

 男子のセッターを務めた県立ろう学校高等部3年の中山綾さんは「公式戦でチームメートと一緒にプレーできてうれしかった。いいトスを何本か上げられた」と笑顔で話した。

 障害者のバレーボールの普及に尽力してきた佐賀県女子チーム監督の古川悦子さん(69)は「この大会があったおかげで、選手たちは例年以上に意欲を持って練習に取り組むことができた。5月の九州ブロック大会に向けて、また頑張りたい」と語った。

 大会は、2024年の佐賀全障スポで高まったパラスポーツへの関心と競技熱を引き継ごうと昨年8月に始まり、バレーボールで5競技目。試合の動画配信も行われた。21、22日にはバレーボール・知的障害の部が佐賀市のSAGAプラザで開かれる。(蒲原隆寛)


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