手話パフォーマンスで高校生が全国に秋田をPR 秋田市

手話パフォーマンスで高校生が全国に秋田をPR 秋田市

全国の高校生が手話でパフォーマンスを競う大会に向け、秋田市の特別支援学校の生徒たちが練習に励んでいる。

「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」は、全国の高校生が手話言語を使って歌やダンス、演劇などを披露し、表現力を競う大会。

手話言語に関する条例が全国で初めて鳥取県で制定されたことがきっかけで始まったもので、2023年は10回の節目の大会となる。

秋田市の秋田県立聴覚支援学校。

高等部の生徒たち5人が、この大会に初めて挑戦する。

全国69チームが参加したビデオ審査の予選を経て、初参加ながら見事、全国大会の切符を手にした。

全国大会に出場するのは全部で15チーム。県立聴覚支援学校は秋田の魅力を伝える寸劇と、秋田県民歌を手話で披露する。

秋田県民歌は手話で表現されたものがなく、生徒たちが話し合い、力を合わせて作り上げた。

県立聴覚支援学校 高等部・川邉蓮さん(2年):「秋田県の魅力が全国に伝わるようなパフォーマンスをしたい。ほかのメンバーがやり取りをしている時の自分のリアクションをもう少し大きくしたり、表現のレパートリーを増やしたりしたい」

手話パフォーマンスでは、はっきりとした手や指の動きをすること、伝えたい感情にあった表情を意識すること、伝えたい相手にしっかりと見えていることが大切。

県立聴覚支援学校・皆川歩教諭:「最初は受け身の姿勢も多かったが、最近の練習では生徒の意見もたくさん出てきたので、意欲的に頑張っていると思う」

県立聴覚支援学校 高等部・川邉蓮さん(2年):「本番は、自分たちが今まで練習してきたことを出せるように、楽しみながら全力でやりたい」 初めての全国大会。

熱い思いを込めた手話パフォーマンスで、秋田を精一杯PRする。

リンク先は秋田テレビというサイトの記事になります。
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