【料理母さんの子育て】難聴の息子を授かって。できないことよりできることに目を向けて〈料理家SHIORI〉

【料理母さんの子育て】難聴の息子を授かって。できないことよりできることに目を向けて〈料理家SHIORI〉

「料理で大切な人を喜ばせたい」「食卓から暮らしを豊かにしたい」という強い想いのもと料理を発信しているSHIORIさんは、3歳の男の子の母でもあります。

息子さんには先天性の重度の難聴があり、それがわかったときのことを書き記したwebサイト「note」の記事、「からあげくんの誓い」は大きな反響を呼びました。

「息子の難聴を知ったときは、今までの人生で感じたことがないほどのショックを受け、深い悲しみが長く続きました。

人工内耳のことも最初は恐怖がありました。小さな我が子に手術をするなんて……と。でも実際に人工内耳を活用し、おしゃべりを楽しむ子どもたちに触れ合ったことで、それまでの不安は希望となり、少しずつ気持ちが前向きになっていきました。

真偽が定かではないネットの情報には抵抗があり目を背けていましたが、当事者やその周りのみなさんと繋がる勇気があれば、“大丈夫、この子の将来は明るい!”ともっと早くに受け入れられて、自分の気持ちももう少し楽だったのではないかなと、思います。

息子は半年を過ぎた頃から療育に通っていますが、親身になってくださる先生方や、難聴の子どもやそのお母さん方と接する機会が増え、情報交換の場面が増えたことも心の安定につながっています。

今も週3回、往復3時間かけて療育に通う日々です。大変なこともありますが、この数年積み重ねてきた事が成長につながっているという確信があるので、お教室に出会えたことやサポートしてくださる先生方に感謝の日々です。あのとき悩んでいた自分に“大丈夫、未来は明るいよ”って伝えてあげたいですね」

リンク
先はwith classというサイトの記事になります。
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