09月12日 16時19分
耳の聞こえない障害を乗り越え、塩尻市の歯科大学病院で研修医として勤務している男性が市内の高校で講演し、さまざまな生き方があることを知ってほしいと生徒たちに伝えました。
12日は松本歯科大学病院の研修医で耳の聞こえない障害のある杉野凛太郎さん(28)が、塩尻市の塩尻志学館高校で福祉を学ぶ生徒たちに講演しました。
歯学部の勉強についていけるか不安もあったという杉野さんは、講義内容を文字に起こすスタッフの手厚いサポートや友達と一緒に勉強を続けられたことで、国家試験に合格できたと振り返りました。
そのうえで、「いろいろな人との交流を通じて、さまざまな生き方があるということを学んでほしいです」と訴えていました。
手話を学んでいるという生徒は、「杉野さんのような障害のある人の考えを知ることができてよかったです。
手話ができるようになればコミュニケーションをとれる人が増えるので、しっかり学びたいです」と話していました。
リンク先はNHKというサイトの記事になります。