打ち上げは米テキサス州西部から行われ、宇宙の境界とされるカーマン・ライン(高度約100キロ)を越えました。
浅田奈穂
2025年12月25日 16時12分 JST
ドイツ出身のエンジニア、ミカエラ・ベントハウスさんが、車いすユーザーとして史上初めて宇宙飛行を成し遂げました。
飛行を実施したのは、Amazonの創業者ジェフ・ベゾスさんが設立した宇宙企業Blue Origin(ブルーオリジン)で、準軌道ロケット「ニューシェパード」による約10分間の飛行でした。
BBCによると、ベントハウスさんは2018年、マウンテンバイク事故で脊髄を損傷しましたが、その後も宇宙への夢を諦めず、引退した宇宙技術者ハンス・ケーニヒスマンさんに相談。ケーニヒスマンさんの支援を受け、歴史的な飛行が実現したといいます。
打ち上げは米テキサス州西部から行われ、宇宙の境界とされるカーマン・ライン(高度約100キロ)を越えました。
ベントハウスさんは着陸後、「この経験で世界の見方が変わると思います。私にとってさらに重要なことは、このミッションが障がいのあるに対する人々の見方を変えることです」とブルーオリジンがInstagramに投稿した動画で語っています。
AP通信は、ブルーオリジンの説明として、ニューシェパードはアクセシビリティを考慮して設計されているため、最小限の対応でベントハウスさんが搭乗できたとが伝えています。
ブルーオリジンはこれまでにも、視覚・聴覚障害のある人や高齢者を宇宙へ送り出しています。
現在、欧州宇宙機関(ESA)で働くベントハウスさんは、「宇宙を障害のある人にも開くだけでなく、地上のアクセシビリティも変えていきたい」と考えているといいます。
リンク先はHUFFPOSTというサイトの記事になります。
