東京2025デフリンピック応援アンバサダーに就任した女優の長濱ねる(25)が14日、都内で同大会2年前を記念したイベントに出席。
大会を盛り上げる発信拠点として15日に原宿に誕生する「みるカフェ」のテープカットを、小池百合子東京都知事らと行った。
長濱が手話を使い「みるカフェと、デフリンピックの魅力を伝えたい」とあいさつすると、小池都知事は両手をヒラヒラとさせ、手話で拍手を送っていた。
カフェには、音声をテキストに、手話をテキストに変換するデジタル機器を設置。
会話を“見える”化する技術を体験した長濱は「円滑にコミュニケーションができて驚きました。
渋谷にカフェができたことで、日本だけではなく世界中の人とつながることができる架け橋になれば素敵」と新たな出会いに期待を寄せた。
デフリンピックは、国際ろう者スポーツ委員会が主催し、4年ごとに開催されるデフアスリートを対象とした国際スポーツ大会。2025年の東京大会は、100周年の節目という。
大会は2025年11月15日から、26日まで12日間で、陸上、水泳、卓球など全21競技で世界一を競う。
イベントにはメダルの期待がかかる陸上の山田真樹選手、空手の小倉涼選手も登壇。
山田選手からリレー競技では、トップスピード同士でバトンをつなぐために、大会がある半年ほど前から、歩幅などを計算してタイムを縮める努力をしていると聞いた長濱は、たくさんの工夫に感激した様子。
「東京初のデフリンピックを、日本一丸となって応援したい」と目を輝かせた。
リンク先はスポニチというサイトの記事になります。