スポーツ
2025/1/22 05:00
社会人野球チーム「富山ベースボールクラブ」の船田柊弥主将(22)=滑川市=が、米大リーグ機構(MLB)のスカウト陣や監督・コーチが注目するカリフォルニア・ウインターリーグに挑戦するため、渡米した。

プロ契約を目指して練習に励む船田選手=魚津工業高
船田選手は聴覚に障害がありながらクラブの4番打者を務める外野手で、現地で2月中旬まで試合形式のテストを受けて自慢の長打力をアピールし、プロ契約の獲得を目指す。
船田選手は滑川市田中小5年の時に野球を始め、魚津工業高を卒業してYKK黒部事業所に就職した。左耳に補聴器を付けてプレーしているが、チームの先輩から米大リーグの話を聞き、昨年4月から挑戦の準備を進めていた。
全米最大規模の参加があるとされるリーグはカリフォルニア州のパームスプリングススタジアムで行われる。リーグが始まった2010年以降、900人以上の選手がプロ契約を勝ち取った実績があり、今回は日本人8人を含む各地の選手がしのぎを削る。
船田選手は「人生の大きな分岐点になる。後悔がないように力を出し切りたい」と意欲を示した。
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(富山新聞記事)
