デフリンピック選手から聴覚障害者への接客学ぶ 広島銀HDが従業員向けに講座

デフリンピック選手から聴覚障害者への接客学ぶ 広島銀HDが従業員向けに講座

【広島県】
中国新聞 2025年9月26日(金)

来場者に手話で伝える佐藤さん

来場者に手話で伝える佐藤さん


 ひろぎんホールディングス(HD、広島市中区)は24日、聴覚障害者への接客を学ぶ講座を本社ビルで開いた。社員約50人が会場で参加したほか、オンラインも利用。東京で11月に開幕する聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」に出場するボウリングの佐藤浩美選手(57)=安佐北区=からアドバイスを受けた。

 佐藤選手は手話で、銀行の窓口対応について「手話がスムーズだが、筆談でもいい。短文だと意味を理解しやすい」と説明。手を振って合図するなど声かけの際の工夫も紹介した。

 参加者は接客用の手話も練習した。広島銀行本店営業部の藤田知子紙屋町営業部長は「必要な配慮について改めて考え、窓口担当者で手話を習得したい。大会も地域で盛り上げたい」と話した。

 ひろぎんHDは、障害者の希望に合わせて困り事に対応する「合理的配慮」の取り組み向上の一環で講座を企画した。


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