性の多様性、ろう者向け初の教材 自認や指向「仲間いるよ」

性の多様性、ろう者向け初の教材 自認や指向「仲間いるよ」

2026年8月12日 18時30分 (共同通信)

10代ろう者のためのセクシュアリティサポートブック

10代ろう者のためのセクシュアリティサポートブック

 

 聴覚障害のある性的少数者を支援する団体が、多様な性自認や性的指向などの在り方について理解を深める「10代ろう者のためのセクシュアリティサポートブック」を発行している。団体によると、ろう者の子ども向けにこうした教材ができるのは全国初。代表の山本芙由美さん(44)は「二重のマイノリティーとして孤独を抱える子どもたちに『仲間はいるよ』と伝えたい」と話す。

 団体は「Deaf LGBTQ Center」(神戸市)。2014年の設立以来、学校での講演や手話通訳者向けの研修を行ってきた。教育現場での支援の現状を知るため、24年に全国80のろう学校にアンケートを実施。「どう伝えて良いか分からない」「適切な資料がない」といった声が寄せられたことを機に教材の制作を始め、25年10月に発行した。

 「LGBTQ+」「カミングアウト」「同性婚」など性の多様性に関する手話表現を写真で掲載。「生徒数の少ないろう学校はコミュニティーが狭く、アウティングが怖い」など10代当事者が持つ悩みや、制作メンバーの体験談もまとめた。

 

記事のポイント! 

ろう者の子どもたちが性自認や性的指向について安心して学べるよう、「LGBTQ+」「カミングアウト」などの手話表現に加え、狭いコミュニティーでのアウティングへの不安や当事者の体験談まで盛り込んだ教材です。全国のろう学校への調査で浮かび上がった「伝え方が分からない」「適切な資料がない」という教育現場の課題から生まれた点にも注目です。

関連ページ  

聞こえが気になる方は、以下のページも参考にしてください。

今の聞こえの状態を簡単に確認したい方へ
▶ 聞こえづらいと感じたときのセルフチェック

難聴の原因や種類を整理したい方へ
▶ 難聴とは?(原因・症状・種類)

まず何をすればよいか知りたい方へ
▶ 聞こえづらいと感じたときの対処法

補聴器の基本を知りたい方へ
▶ 補聴器の種類と選び方

 

気になる症状がある場合は  

聞こえに不安がある場合は、早めに耳鼻咽喉科への相談をおすすめします。 


原文掲載元はこちら 

 https://www.tokyo-np.co.jp/article/508139

Back to blog

Leave a comment