県立聾学校の生徒たちが県民に身近なことばを手話で動画配信

県立聾学校の生徒たちが県民に身近なことばを手話で動画配信

手話についての理解を幅広い世代に広げようと、「群馬県立聾学校」の生徒たちが動画投稿サイトや動画共有アプリで、「焼きまんじゅう」など県民に身近なことばを手話で配信して紹介する取り組みを進めています。

この取り組みは、前橋市にある県立聾学校の生徒たちが県からの呼びかけに応じて、先月から、動画投稿サイトのユーチューブや動画共有アプリのTikTokで始めています。

「#SHUWANOWA」と名付けて行われている配信では、「焼きまんじゅう」や「温泉」、それに「群馬県」など、県民に身近なことばを解説付きで20秒程度にまとめて紹介しています。

このうち、「焼きまんじゅう」は左手の人さし指を伸ばし、その上に右手の人さし指と親指でまんじゅうを並べて、最後に、はけでタレを塗る動きによって、ことばが完成することを伝えています。

県によりますと、県内で障害者手帳の交付を受けている聴覚障害者は、去年3月の時点で7395人いて、県は、動画の配信を通して手話についての理解を幅広い世代に広げたいと考えています。

県は「筆談を求める際の手話など、いざという時に役立つものも配信していくので、多くの人に見てほしい」と話しています。
動画は、来年3月まで毎月、2本から3本、配信する予定だということです。

リンク先はNHKというサイトの記事になります。
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