聴覚障害者によるデフバスケットボールの女子日本代表として世界選手権などに出場してきた丸山香織選手(25)=福井・足羽高校出身、東京都=による体験教室(福井新聞社後援)が7月22日と8月7日、福井市体育館で開かれる。

聴覚以外の感覚を駆使し、コミュニケーションを取りながらプレーするデフバスケチームの発足を目指すNPO団体「福井D-Spirit」が初めて開く。
福井県鯖江市出身の丸山さんは強豪の足羽高で活躍後、社会人でデフバスケに転向。2019年のデフバスケ世界選手権で日本女子過去最高の7位に貢献した。現在は、25年に東京で行われる聴覚障害者の国際総合スポーツ大会「デフリンピック」の日本代表入りを目指す。
当日は丸山さんの指導で声を出さないという条件でプレーし、聞こえづらい選手のコミュニケーションの取り方を体感してもらう。
小学生以上で聴者、難聴者のいずれも参加できる。両日とも午前の部(午前10時~正午)と午後の部(午後1時半~同3時半)がある。定員は各時間帯とも20人。問い合わせは福井D-Spirit=メール(npo.f.d.spirit●gmail.com)※●をアットマークに置き換える。
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福井D-Spiritは今回の体験教室の費用やデフバスケの普及に関わる活動費を、福井県に特化したクラウドファンディングサービス「ミラカナ」で8月26日まで募っている。目標金額は100万円。
⇒【支援はこちら】福井で体験!! みんなで楽しむデフバスケ教室
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