06月25日 15時43分
補聴器の着用は、耳が聞こえにくくなることで高まるとされる認知症の発症リスクを抑えることにつながるという指摘がある一方、見た目などから使うことをためらう人もいるとされています。
インテリアなどを製造・販売する西海市の会社は、補聴器をおしゃれで親しみやすいものにしようと、デザイン性を高めた補聴器のカバーを開発し、24日、長崎市で体験会を開きました。
会場では、20種類以上の色とりどりのカバーが展示され、訪れた人が手に取ったり、実際に耳に着けたりしていました。
デザインされたカバーはプロのネイリストが監修したもので、イヤリングなども取り付けられるようになっているということです。
商品を開発した会社の濱村裕二さんは「補聴器を着けることを『見られたくない』とか『恥ずかしい』と思う人がいるが、これをきっかけにおしゃれを楽しんで、人生を楽しく過ごしてもらいたい」と話していました。
また、体験会に訪れた30代の女性は「アクセサリー感覚で着けることができ、おしゃれにもなるので普及してほしい」と話していました。
リンク先はNHKというサイトの記事になります。