TVや会話の聞こえにくいをサポート! 集音機能付き骨伝導ワイヤレスイヤホンを試してみた

TVや会話の聞こえにくいをサポート! 集音機能付き骨伝導ワイヤレスイヤホンを試してみた

2024年3月26日の記事を再編集のうえ、再掲しています。

程度の差はあれど、歳を重ねると聴力が衰えてきますよね。筆者の祖父も高齢となりTVの音量がちょっと大きめ。一緒に見るとうるさく感じてしまうことも……。

そこで今回は、聞こえにくい家族を助けてくれるヒアリングガジェット「リスモア」を体験してみたレポートをお届けします。骨伝導式ワイヤレスイヤホンに集音機能が付属しているので、聴きたい音源を一人だけ心地良い音量で聴くことができるんですよ。

もしみなさんの家族や親戚で同じような悩みがあれば、ぜひ参考にしてみてください!

骨伝導イヤホン+集音送信機

骨伝導式ワイヤレスイヤホン「リスモア」の写真
Photo: Haruki Matsumoto

こちらが今回試した「リスモア」の内容物一式。骨伝導式ワイヤレスイヤホンに加え、集音器・充電用ケーブル2種・ライン入力用ケーブル2種が付属。

集音器の写真
Photo: Haruki Matsumoto

集音器正面には電源ボタンとマイクを備えています。両サイドの白いボタンでは集音時の音量を左右独立で調整可能。こういった細かな配慮は助かりますね!

底面にはライン入力用のミニプラグと充電用のUSB Type-Cポートがありました。

ワイヤレス骨伝導イヤホンの写真
Photo: Haruki Matsumoto

ワイヤレス骨伝導イヤホンは一般的なヘッドバンド式。操作ボタンは左側に集約され、前面には電源や音量調整ボタン。サイドのファンクションボタンは集音器以外のデバイスとペアリングする際に利用します。

イヤホン本体の充電はMicroUSB。ここもUSB Type-Cだと理想でしたが、今後の改善に期待ですね。

自分だけ聞こえやすくなるからみんな快適

TVスピーカーの近くに置いた集音器の写真
Photo: Haruki Matsumoto

さっそくTVで試してみました。集音器はTVスピーカーの近くに置けばOK。

筆者はまだ20代なのでTVからの音声だけで十分ですが、集音された音声を直接ワイヤレスイヤホンで聞けるので確実に聞こえやすさは向上しました。集音器の入力レベルとイヤホン側のボリュームで細かく調整できるので、聞こえにくい場合でもTVを爆音にしなくて大丈夫です。

また骨伝導で耳を塞がないので直接の会話もしっかり聞こえます

ライン入力がオススメ

ライン入力画面の写真
Photo: Haruki Matsumoto

TVのスピーカー付近に集音器を置くのは手っ取り早くてラクですが、環境音やノイズで音質は少し悪くなるのがデメリット。

その点、TVなどの音源と集音器をケーブルでつなげばクリアに入力されるのでオススメです! 最近のテレビは本体スピーカーとライン出力を同時にできる製品も多いので、利用される際はTVの設定を確認してみてください。

イヤホンの装着感は快適

ヘッドバンドの写真
Photo: Haruki Matsumoto

ヘッドバンドのワイヤーもほどよいテンションで使いやすいと思います。

装着時の写真
Photo: Haruki Matsumoto

側圧も柔らかめでしたので長時間装着しても痛くなりにくいかと。ただし、頭が大きめだとヘッドバンドが少しハの字に広がり、骨伝導ユニットの接触が若干弱くなる印象でした。

その場合はヘッドバンドを上下させるなどで側頭部への当たり方を調整してみてください。

首に掛けた写真
Photo: Haruki Matsumoto

使わないときは首に掛けても苦しくありませんよ。

音漏れにはご注意を

音漏れの写真
Photo: Haruki Matsumoto

骨伝導やオープン型のイヤホンはその性質上、音漏れは発生してしまいます。自宅で一人で使う場合は気にしなくても大丈夫ですが、周りに人がいる場合には配慮ある音量で聞いてもらうのがベターです。

隣で音漏れ具合をチェックしてみましたので参考にしてみてください。



こちらは16段階で音量調整できるなかの最小のレベル1。カメラとイヤホンの距離は20cmほどでなのですぐ隣にいる感覚ですが、静かな環境でも音漏れはしていません。



続いては中間のレベル8。静寂の中だとしっかり聞こえてきます。



最後はMAXのレベル16。最大音量ともなると普通にスピーカーが鳴っているぐらいでしたので、人がいるシーンには向かない音量。

入力される音源のボリュームにも多少左右はされますが、筆者が試した感覚ではレベル4〜5ぐらいが音漏れを抑えつつ使える常用レベルかなと思います。

シンプルにワイヤレスイヤホンとしても使える

「リスモア」の通信規格はBluetoothのため、骨伝導イヤホンはペアリングすれば普通にPCやスマホでも利用可能

マイクは内蔵していないのは残念ですが、PCやスマホのマイクを使えばWeb会議等にも使えますよ。

耳を塞がず会話を遮らない骨伝導式なのでオフィスや運動時に使うと活用シーンが広がります。もしみなさんが両親や祖父母にプレゼントする際は、こういった使い方も一緒に教えてあげてください!


聞こえにくい家族を助けてくれる集音器付きワイヤレス骨伝導イヤホン「リスモア」は現在、クラウドファンディングサイトmachi-yaでキャンペーンを実施中。

執筆時点では一般販売予定価格から28%OFFの17,800円(税・送料込)からオーダー可能でした。

両親や祖父母で聞こえ方に苦労している人がいればプレゼントにもオススメですので、気になった人は下のリンクから詳細をチェックしてみてください!

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