子供の聴覚反応性と生後数年間のエンターテイメントの視聴時間との関連性

子供の聴覚反応性と生後数年間のエンターテイメントの視聴時間との関連性

要旨
目的
単純な音に対する幼児の反応性が、娯楽的スクリーンタイム(EST)、社会的相互作用の機会、社会性やコミュニケーション能力と関連しているかどうかを調べること。

調査方法
保護者は、1年目と2年目について、子どもが他の子どもと会った回数、子どもが話した言葉の数、1日のESTの量についてアンケートに回答した。

社会性、注意力、コミュニケーション能力が評価された。

サンプル
参加者は生後15ヶ月から46ヶ月の子供118名。

最初に簡単な音を用いて行動評価を行った。

このような音に反応する子どもを反応群とした。反応しなかった子どもは、馴染みのある歌を使って評価し、無反応群とした。

結果
2つのグループは、平均年齢や他の子供と会う機会の数において有意差はなかった。

無反応群は、12ヵ月と24ヵ月の時点で、反応群より有意に単語数が少なく、1年目と2年目では、反応群より有意にESTが高かった。

無反応群は、反応群よりも社会性、注意力、コミュニケーション能力が低かった。

結論
ESTが高いことは、聴覚および社会的スキルの低さと関連していた。したがって、幼児のESTを制限することは賢明である。

リンク先はTaylor&Francis Onlineというサイトの記事になります。(英文)

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