蔓延性難聴および突発性難聴における認知の変化: マーストリヒトの加齢研究

蔓延性難聴および突発性難聴における認知の変化: マーストリヒトの加齢研究

概要
はじめに
難聴(HL)は認知機能の低下や認知症と関連している。我々は、難聴の有病率および発症と認知機能の変化との時間的関連を検討した。

方法
Maastricht Aging Study(MAAS)の参加者1823名(24~82歳)を対象に、ベースライン時、6年時、12年時に純音聴力測定を含む評価を行った。線形混合モデルを用いて、人口統計学および他の認知症リスク因子で調整した上で、HLと認知機能との関連を検証した。

結果
HL有病者およびHL発症者は、HL非発症者に比べ、言語記憶、情報処理速度、遂行機能の低下が早かった。有症者ではベースラインから6年後、12年後まで着実に低下したが、有症者では6年後から12年後まで時間的に遅れて低下した。補聴器の有無は関連性を変化させなかった。

考察
HLは他の認知症危険因子とは独立した認知機能低下の危険因子であるという考え方が支持された。HLの発症は認知機能低下の発症に先行した。

ハイライト
我々は、有病時および発症時の難聴における認知機能の変化について検討した。
有病性難聴および突発性難聴は、より早い認知機能低下と関連していた。
有症者難聴では、ベースラインから6年後、12年後まで低下は安定していた。
難聴の発症は認知機能低下の発症に先行した。
補聴器を装用しても観察された関連は変わらなかった。

(中略)

リンク先はALZHEIMER’S ASSOCIATIONというサイトの記事になります。(原文:英語)

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