
聴覚障害者による4年に1度の国際スポーツ大会「デフリンピック」の夏季大会が、来年11月に東京で開かれるのを前に、東京都品川区東五反田2の再開発工事現場の仮囲いに、大会や手話をテーマにした幅約20メートル、高さ約2・7メートルの壁画がお目見えした。
壁画は、聴覚障害者の両親を持つ画家の門秀彦さん(53)が、デフリンピックをPRする品川区のイベントで制作した絵のレプリカ。来年に迫った大会の機運を盛り上げるため、区が目黒川沿いで進むマンション建設などの再開発現場の仮囲いに展示した。
壁画はカラフルでポップな表現で、大会の全競技のアスリートを描き込んでいるほか、「デフリンピック」を表現する手話のイメージを大きく画面中央に据えている。1日に報道陣の取材に応じた門さんは「デフリンピックはまだまだ知られていないが、ろう者について理解する出会いの場になると思う」と話した。(佐藤航)
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