デフリンピック
聴覚障害のアスリートが競うデフ陸上の日本選手権は30日、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場で第2日が行われ、女子1500メートルは岡田 海緒みお (三菱UFJリサーチ&コンサルティングAC)が4分48秒43の大会新記録で優勝した。

岡田は2022年のデフリンピック・カシアスドスル(ブラジル)大会ではこの種目で3位に入っている。今年は7月の世界選手権(台湾)後に右膝を故障したが、この日のレースに向けて調整を続けていた。「いい流れで練習を積むことができた。良いタイムが出たと思う」と振り返った。
東京都立川市出身。来年のデフリンピック東京大会に向け、「生まれ育った東京都で開催される。私にとっては特別なデフリンピックになる。良いパフォーマンスができるように頑張りたい」と意欲を見せた。
今回の日本選手権は海外選手も参加する「世界国別・地域別対抗選手権」と同時開催されている。
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